神奈川県商工会議所女性会連合会講演会開催!
去る令和7年11月27日、横浜ベイホテル東急の地下2階にある「アンバサダーズボールルーム」に於いて、神奈川県商工会議所女性会連合会講演会が開催されました。
講演会の講師は、一般社団法人AOH会長 および株式会社ショコラボの代表取締役である伊藤紀幸氏で「ひとり一人違っていい~女性が輝く愛に満ちた職場づくりとショコラボの挑戦」をテーマに話されました。
ショコラボ・グループは福祉事業所で全国の工房として2012年に横浜で生まれています。現在ではチョコレート菓子を中心としたスイーツの製造・店舗販売・運営を行う民間の法人も設立され、スタッフの半数以上は障害者手帳を保有しているそうです。「あらゆる人々を平等に尊重し障がい者・健常者・高齢者が共生し・外国籍の方やパティシエや福祉職員など、まさに多様性のあるコミュニティと、それらに関与するすべての人々が物心両面の豊かさを感じられる仕組みづくりで社会に貢献されています。
社内での雑談が出来る関係性とトリニティ組織(三角形の法則)が、社員の幸福度と生産性を上げるのだそうです。効率重視型の所謂、階層構造・トップダウン型・分業や個別最適化を重んじる構造だと、どうしても横繋がりが希薄化し孤立感や責任感の偏りが生じ、結果社員の幸福度は下がり生産性も下がるというデータ的知見も示されているそうです。
一人一人の多様性が重要視されている昨今、『個』を認めそこで終わるのではなく、認めた上で理解し共感することが最終的に求められていることなのかもしれません。伊藤紀幸氏の話された『ひとり一人違っていい~女性が輝く愛に満ちた職場づくり』は、すべての組織へのメッセージとしてとても印象に残りました。
講演会の後は、ランチ交流会で歓談のひと時を過ごし、写真撮影をして解散となりました。