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合同部会・異業種交流会
平成23年3月30日に横須賀商工会議所女性会の合同部会と会員間の異業種交流会が行われました。
冒頭に会長より、この度の震災に関する報告及び義援金協力依頼の挨拶がありました。
昼食の弁当を頂き13時より合同部会が開始され、来期計画をはじめ女性会規約改定とボランティア活動について、活発に意見が交わされました。
各部会ごとに発表された内容は、後に総会等の折に追って報告・解答される予定です。
異業種交流会では日頃より顔を合わせている会員が、どのような仕事をしているかを、知る事の出来る機会として大変好評です。
購入する事でその一部がチャリティとして寄付されるものや自社新商品、今回の震災で必須アイテムとして注目されたLED懐中電灯などが並べられ、直接手に取ったり説明を来たりと大変賑わいました。
震災による影響を各社受ける中、沢山の会員にお集り頂きました事を、この場を借りて御礼申し上げます。また、今後の関東大会を含む各行事への会員拡充・協力を心よりお願い申し上げます。
私たちの3月11日
この度の東北関東大震災は時間の経過と共に報道される状況の実態をみるにつけ、被災地の凄まじい被害に驚くばかりです。
地震当日、関東商工会議所女性会の講演会が開催され、私たち横須賀会議所女性会からも13名が参加していました。皇居前にある東京商工会議所4階のホールで、メディアでも活躍している精神科医・香山りか氏の講演真っ最中。「鬱病患者に共通しているのはアクシデントや不幸があった時、こんなはずでは・・・と受け入れられない、でも人生なんてその連続ではないか・・・」と、講演も丁度佳境に入り一同真剣に聞いている最中に、この甚大な被害をもたらした『とんでもない地震』が起こり講演も放りっぱなしで一斉に避難を始めました。
整然と外に出てもガタガタとビルも揺れ、倒壊するのではないかとの怖さを感じて皇居に飛び込むような勢いで、日比谷公園の芝生に避難しました。余震では立っているのがままならず芝生に座り込み、身を以て地震を感じました。
並々ならない地震に交通がマヒするのはすぐに想像がつき、とにかく暖がとれるということと、トイレを考えて帝国ホテルに身を寄せ一夜を明かしました。そんな帰宅難民となりながらも、みんな一緒だった事、それぞれが知恵を出し合う事で、またホテル側やその場を助け合う周りの人のお陰で、私たちは文明的で恵まれた時間を過ごす事が出来ました。
被災地には一人ひとりが冷静に事実を受け止め何か力になろうとする動き、そして自身が被災者であるにもかかわらずお互いを思いやる心、やはり日本は文化国家であり、意識レベルの高さを改めて世界から評価されています。
当商工会議所女性会も義援金の働きをしますので、皆様のご協力を宜しくお願い致します。また、詳細につきましては追ってご案内致します。
平成23年3月18日
横須賀商工会議所女性会 会 長 栗 原 理 英